ガンダムBFT ホシノ・フミナ エンディングver. 
バンダイ Non フィギュアライズバストNo.22

前作とのツーショット。並べるとボリュームが大分違います

  <コメント> 

  前作はフィギュアライズバスト・シリーズの中でも際立って売れたようで、頭部流用・ボディ新造でエンディングver..としての発売となりました。
 フィギュアはやはり顔が命&適度なエロチシズムが必要という事の証左でしょう。HGBFでは、この頭部を縮小した新規頭部を使って「ういにんぐふみな」が発売される事になり
 ましたが、ボディ部分のフォーマットを見るに、バンダイが相当気合を入れているのが分かります。前作の人気と直近のフレームアームズ・ガールの成功に刺激された形ですが、
 バンダイが参入することで「美少女プラモ(プレイアブルな)」という、本来はニッチなジャンルが興隆して行くことになるんでしょうか? 中々に興味深いです。

 <キットについて>

  先述した通り、前作の頭部を流用しボディを新造したものです。なので、頭部についての注意点は前作と同じ。髪パーツについては、接着剤をタップリ着けてムニュっとやる事で
 分割線を消すことが出来ます。
 新造されたボディの方ですが、此方は前作よりは手間が掛かります。先ず腕ですが、手のひらまで有るので流石のバンダイでも3分割(肘と親指周り)とせざるを得なくなり、
 しかもやや合わせが悪いので接着剤はみ出し法だけで分割線を消すのは難しいです。パテ修正して素直に塗装するのが1番楽でしょう。塗装しない場合はフレッシュカラーの
 瞬間接着パテを使う事になります。又、半袖部分が暗色なのも塗装レスには少々不向き。修正が耐水ペーパーだけだと、どうしても白化が残ります。コンパウンドで磨く迄する
 よりは、此方も塗装してしまった方が楽です。色分けのシールは前作に比べて単純形状なので貼り付けは楽。
 仕上げにはクレオスのプレミアムトップコート<ツヤ消し>を使ってみましたが、評判通りに良い感じでツヤが消えてくれました。ただ、綺麗に画一的にツヤ消しとなるので、服の
 面積が狭かった前作には良いですが、服の面積の方が広い今作だとのっぺりした感じになってしまいます。なので、服の部分はウエスで磨いて僅かにツヤを出してやりました。
 トップコートもツヤ消し・半ツヤ・グロスだけでなく、1/4ツヤとか出してくれると嬉しいですね。
 (実作業時間5時間)

今回の教訓:
安易にトップコートに頼らないこと 

12.FEB.17

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